募集する論文

募集論文


  • 本誌は、日本マインドフルネス学会の査読付きの機関誌です。
  • 心理学、精神医学、心身医学、教育学、哲学、宗教学など、研究分野を問わず、広くマインドフルネスに関わる論文を募集します。
  • マインドフルネスと直接的に関連せずとも、注意や気づきなどの認知プロセスの基礎研究、あるいは、座禅やヨーガ、呼吸法などを含めた各種実践に関する基礎及び応用研究も歓迎します。
  • 研究手法は、定量的・定性的を問わず、応用領域についても、医療、健康、矯正・更正、教育、産業などを問いません。
  • この分野全体の研究・実践の公正な進展を目指す意味で、介入の「成功例」だけでなく、「失敗例」も積極的に掲載する方針を取ります。

 

投稿資格


  • 投稿時点において,著者のいずれかが本学会・正会員であることとします。
  • 投稿時点において,非会員が第1著者の場合は15,000円の投稿料を本学会に納めていただきます。
    ※ただし,依頼論文など,編集委員会が認める場合は,この限りではありません。

 

投稿区分


  • 本誌の投稿区分は以下のとおりです。
  • 投稿区分とは,基本的に内容によって規定されるものであり,字数はあくまでも一つの目安としています。投稿時,また審査コメントを受け修正する際に字数が増えることを妨げるものではありません
  • 投稿区分を踏まえたうえで審査がなされるため,審査コメントを受けて字数が増えたとしても,原則的に区分が変更されることはありません。ただし,編集委員会が必要と判断する場合は,採択の区分を変える場合があります。
  • なお、ご投稿いただいた論文の区分に関しては、担当編集委員の判断で、変更をお願いすることもあります。
論文の区分 内容の種類 内容の例 文字数の目安
原著論文
Original Article




実 証:適切な人数を対象として、実証的方法で、統計的分析が用いられた論文
  • 無作為割付臨床試験
  • 群間比較研究
  • 準実験(前後比較研究など)
8,000-20,000字を目安とするが、字数制限は設けない(要約と文献も字数に含む)
実 践:何らかのエビデンスに基づいて実践の結果を報告する論文
  • 単一事例研究
  • 少数事例研究
  • 質的研究
方法論:介入技法の提唱、効果の測定やメカニズムの検証に関わる方法論に関する論文
  • 介入プロトコル
  • 実験でのマインドフルネスの誘導法
  • マインドフルな状態を捉える心理的、行動的、生理的指標
理 論:新しい理論的枠組みやモデルの構築、既存の理論の比較や統合の試みなど
  • 概念の明確化に関する論考
  • 歴史的な問題についての考察
  • 幅広い文脈での位置づけ
展 望:重要な課題についての国内外の諸研究を幅広く参照し、総合的に概観した論文
  • 応用に関する研究の概観
  • メカニズムの議論の概観
  • 基礎研究の展望
研究報告
Research Report
原著論文ほどの記述は要しない、上記の種類の論文
  • 萌芽的/挑戦的研究
  • 予備的研究/論考
  • 既報への追加分析
8,000字以内が目安(要約と文献も字数に含む)
短 報
Short Report
研究報告ほどの記述は要しない、上記の種類の論文 3,000字以内が目安(要約と文献は字数に含まず)
実践情報
Practice News
各種現場における実践の情報提供や現状レポート、または実践上生じる問題やその改善などに関する簡単な報告
  • 実践時の教示の工夫
  • 特定の対象者に行う場合の注意点
  • 各種現場からの現状報告や紹介
3,000-5,000字以内が目安(要約と文献も字数に含む)
書 評
Book Review
既刊の書籍の紹介と論評
  • 新しい書籍の紹介と論評
  • 知られていない名著の紹介と論評
3,000字以内が目安(要約と文献も字数に含む)
コメント
Commentary
本誌または他誌に掲載された記事に対する論評など
  • 特定の記事に対する批判的な検証
  • 発表されたデータに対する再解釈
レター
Letter
本学会もしくは編集委員会に対する意見・要望など
  • 本誌が募集する内容や審査方針に対する公開質問など
 リプライ
Reply
コメント及びレターに対する著者、もしくは責任者からの応答
  • レターに対して編集長が回答する
  • 論文へのコメントに対して元論文の著者が反論する

2023年6月11日 改訂

この区分表をダウンロードする